フォンテ・システム株式会社

精度・スピード・省力化の向上

受注先のEIシステムよりWebで受注データを取り込む様にした結果、受注データの入力が自動化され、精度、スピード、省力化が向上しました。

段取り時間が大幅に短縮

無線LANによるDNCを導入し、２０台のMC、NCが機械側よりの操作でNCデータの入出力が簡単操作にでき、品番切替時の段取時間が大幅に短縮できました。

作業日報の全廃

Super NCEYEを導入し実績入力をNCデータの入出力マクロ文に挿入することにより、完全自動化を実現し、作業日報を全廃しました。

工程管理、納期管理が瞬時に把握

実績データを受注データに自動割付することにより、工程管理、納期管理が瞬時に把握できる様になりました。
安田工業　横型M/C YBM10T-5Pに稼働センサー、実績自動入力装置を取り付け機械の稼働状況、加工部品の品番、開始、終了時刻を無線LANでサーバーへ送信

標準規格フランジCAD (ANSI.JIS.JP…)

フランジ各種規格の寸法、仕様をデータベース化し、受注フランジの規格を入力することで、製作図が出力されます。加工実績の入力のためバーコードを製作図に印字しています。

特殊フランジCAD (規格外)

特殊フランジの製作図をCADに機能を追加し専用CADを開発しました。
過去に作成した類似品検索、標準規格図面をベースに修正、新規作成などをサーポート加工実績の入力のためバーコードを製作図に印字しています。

フランジ専用CAM

フランジCADと連動し、仕上げ形状、素材寸法より極力エアーカットを少なくするカッターパスを自動生成しています。またNC機械ポストもデータベース化し、機械NOを指示することによりその機械にあったNCデータが生成されます。

工程管理システム

フランジCADと連動し、製作図の出力と同時に製作指示データとして工程管理システムに取り込み、製造管理で加工工程、加工条件、詳細仕様を付加し、加工担当者に指示します。
また製造管理では機械グループ、機械毎に加工日程表を工程管理システムの日程表に割り付けます。
加工担当者は工程完了後、無線LANでネットワークされている近くの現場PCより、図面バーコード、完成数、作業時間等を入力します。そのデータはサーバーに即在転送され、データベースが数分内にこうしんされます。管理棟の事務PCからは製番、受注NO、客先等の条件で検索し、目的の製番の工程進捗状況が瞬時に確認できます。
製造への適確な指示、客先への適確な回答が可能なシステムを構築しています。

最適在庫で納期に間に合うように発注指示が出る

製造部品に多くの共通材があり、それらを納期通り納めるのに在庫を多く抱える必要があり、常に頭に入れておく必要があったが、システム導入後は全て最適在庫で納期に間に合うように発注指示がしてくれるので、大変助かっています。

最スケジュール計算、見える化が進む

多工程、高精度の部品が多く工程管理と加工スケジュール計画が課題であったがシステム導入後はスケジューリング計算、見える化が進み大変助かっています。

作業内容、不適合部品、トレーサビリティに寄与

作業日報を全社員その重要性を理解して、作業が完了する度にきちんと入力している。
その結果、工程の進捗が画面を開くだけですぐに把握できる様になった。
また、作業内容、不適合部品の分析、トレーサビリティに大変寄与しています。

全社員が便利に使用

大手システムERPを使用していましたが、工程管理が貧弱でカスタマイズをお願いすると非常に高価につく事が分かり、困っていました。今回、導入したシステムは工程管理、スケジューリングに特に優れており、導入後、1年半余りですが完全に当社に馴染み、全社員が便利に使用しています。

カスタマイズ項目は要望を十分反映

カスタマイズ項目も当社の要望を十分反映した内容で作成して戴き、感謝しています。

出荷時の精度、リアルタイム性、出荷履歴の保存に大変寄与

特に出荷時にQRコードと無線LANを利用し、出荷時の精度、リアルタイム性、出荷履歴の保存に大変寄与しています。

請求処理、支払い処理までカバー

付属の経理システムと連動し、請求処理、支払い処理まで範囲を拡大しています。

距離を意識せずに使用できる

川崎の本社といわき工場と長野工場をＶＰＮでネットワーク化し、データの共有、作業の共有が図られ全く距離を意識しないで使用できている。

さまざまな在庫の確認

製品在庫、仕掛在庫、材料在庫の確認

さまざまなデータの把握

受注データに製品在庫、仕掛在庫の割付けと残工程の把握

工程の進捗管理

作業実績（バーコード）による工程の進捗管理

製品のトレーサビリティの完全確保

• ・材料証明書とのリンク
• ・製造工程とのリンク
• ・工程検査表の保存
• ・最終検査表の電子ファイルとしての保存と検索

現在完全ではありませんが実現へ着実に進めています。

在庫管理が非常に分かり易くなりました

在庫管理（材料・製品）がリアルタイムで非常に分かり易くなりました。
製造工程の最終工程を完了入力すると、その完了数分、システムで自動的に製品在庫に計上されます。
また出荷処理で納品分製品在庫が落ちます。
これらの在庫のプラス、マイナスは品番毎に時系列に表示されるので、非常に分かり易くなった。また在庫が合わない時もそのリストを追ってゆけばその原因をすぐに突き止められるようになりました。

材料の無駄がなくなりました

材料の多くは長尺物が多く、1本の材料から複数の品番を加工するので残材管理が精度良くできなかったため、材料を余分に手配することが時々発生していました。システム導入後は材料に現品表を貼付し、切断後に現品票のバーコードと切断個数を入力すると残材を計算し、在庫として次回の切断に回してくるので材料の無駄がなくなりました。

製番別の原価が把握できる様になりました

システム導入前は受注単位の原価を精度良く把握するのは無理がありました。原価を構成する費用が多岐に渡り、手計算では時間がかかり、せいぜい1、2点が限界でした。導入後は受注金額、材料費、外注費、社内加工費、管理費等を工程分積算し瞬時に計算結果を表示してくれます。そして見積と比較し問題点を即座に見つけだす事ができるようになりました。